【WESTOVERALLS 801S】ウエストオーバーオールズ 穿き込み・色落ち①:1,500時間
ウエストオーバーオールズのデニムは、色落ちを楽しむデニムではないと思っていた。
シルエットやスタイリングを楽しむデニムだと思っていた。
しかし、4〜5回洗濯したあたりから、思いの外味わい深い色落ちをし始め、そこからハマり穿く回数が増えていった。
ウエストオーバーオールズ801Sは、幅広いスタイリングにハマる汎用性の高さと、ディティールの独自性が魅力だ。
リゾルト710同様、ウエストオーバーオールズ801Sのコーデについても、別エントリで記載する予定。
そのくらい気に入っている。
目次
ウエストオーバーオールズとは?
ウエストオーバーオールズは2017年SSに立ち上がった、比較的新しいユニセックスブランドだ。
デザイナーはセレクトショップ 1LDKのプライベートブランド、リビング コンセプトを経て、ヘリーハンセンや、オールドマンズテーラーに携わっている。
レディースから人気に火が着き、短期間でデニム界隈を席巻した。
ブランドの中心はジーンズであり、デザイナーが古着のバイヤーを務めていた影響か、どことなくヴィンテージ感が漂う。
一方で、シルエットは現代的で洗練されており、相反する要素を兼ね備えた魅力がある。
また、インディアンカルチャーをベースにした、別レーベルのスターウエストも展開している。
こちらは更にヴィンテージライク。
全くの余談だが、地元のツレの結婚祝いに、奥さんとペアルックで着れるウエストオーバーオールズのTシャツを贈ったことがある。
ウエストオーバーオールズはデニム以外のアイテムもイケてる。
ちなみに、ぼくはペアルックはしない。
と思ったけど、妻とお揃いのアディダスのキャンパスがあるな。
WESTOVERALLS
https://westoveralls.jp/
ウエストオーバーオールズ 801Sとは
ウエストオーバーオールズ 801Sは、ブランドを代表する定番のストレートデニムだ。
ウエストオーバーオールズと言ったら801Sと言っても過言ではない。
シルエットは太めだが、綺麗にテーパードがかかっていて、ジャストレングスでとても洗練された印象がある。
インとアウト、両シームから巻き縫いでシルエットが調整されており、膝の位置が高く設定されていることが美しいシルエットの要因。
濃紺ではなく、青に近い色が薄めのワンウォッシュが定番。
生地の厚さはやや薄めの13.5OZで、コットン100%、ノンストレッチだ。
穿き込み時間
ワンウォッシュから履き込みを開始し、ザックリ概算で1,500時間は穿いているはず。
購入してからは2年5ヶ月くらい経っているが、最初の1年くらいはほとんど穿いていない。
洗濯回数
洗濯回数は概算で15回くらい。
よく穿くようになってからはリゾルト710同様、基本月1ペースで夏場だけ月2回といった感じ。
ウエストオーバーオールズはユニセックスブランドということもあるので、意識的に洗濯回数を増やし、クリーンな色落ちを目指してきた。
が、かなり適当で物臭なので、大して洗濯回数多くないという…。
洗濯方法はリゾルト710と全く同じ。
洗濯は基本コインランドリー。
洗剤はコインランドリーのよく分からない洗剤を使用。
表のまま数本のデニム、そしてバスタオルと一緒に洗濯。
そして、毎回50分強ガス乾燥機にかけてきた。
写真
全体
ジーンズは元々、オーバーオールを腰でぶった切ったものというルーツに沿って、ウエストのバンド状のパーツが省略されている。
元々染めが薄いデニムなので、細かいパッカリングのアタリを楽しむ感じだ。
置き画でもシルエットの良さが分かる。
細部
コーデ
まとめ
ウエストオーバーオールズは、ヴィンテージライクなディティールや雰囲気を、キャッチーに現代的に落とし込むのがとても上手い。
デニムフリーク以外の心も掴んだのは、このキャッチーさが要因だろう。
801Sは野暮ったく見えないストレートデニムを求めている人にピッタリだ。
また、ゴリゴリのレプリカ路線とは一線を画する、独特の味は唯一無二。
根性穿き上等、ヘビーオンスとゴリゴリの色落ちしか認めない人にこそ、手を伸ばしてみて欲しい。
少なからず価値観が変わると思う。
既に大分ブルーになっているが、まだまだ穿き込んでいく。
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