【Levi’s Engineered Jeans(LEJ) 570】リーバイス エンジニアード ジーンズ 570 穿き込み・色落ち①:購入

2022年2月24日

リーバイス エンジニアード ジーンズ 570を購入した。
ボンタンみたいなシルエット。
邪道の王道的なデニムだ。

リーバイス エンジニアード ジーンズとは?

リーバイス エンジニアード ジーンズ(以下、LEJと表記)とは、1999年にスタートした立体裁断を特徴としたコレクションだ。
1999年当時、立体裁断は世界初だったらしい。
今回購入したのは20周年を記念して、20年前にもアンバサダーを務めたキムタクを広告に起用して、2019年に販売されたリバイバルモデルだ。
キムタクと、まだあどけなさが残るリア・ドウが電車の内で並んで写った広告を目にした人も多いと思う。

なぜLEJなのか?(身に付ける物・身に付けない物の確立とバランス感覚)

本当はリーバイス レッドが欲しかった。


リーバイス レッド
2000年〜2008年まで展開された、立体裁断を特徴とする実験的なコレクション。

30歳を過ぎ、自分が身に付ける物と、身に付けない物の線引きがある程度確立された。
物選びの軸がないのに、トレンドやブランドに振り回されるのはダサいと思う。
しかしその一方で、保守的なだけの人間にもなりたくない。
振り回される部分と、振り回されない部分のバランス感覚を大事にしたい。
そんな感覚にリーバイス レッドが、2000年代の空気感が今更ちょうど良かった。
しかし高い。
めぼしいモデルは4万円くらいからだ。
下手すれば10万円近い。
驚くほど高騰している。
価格的に「ないな」と思っていたところ、ちょうどいいデニムがあった。
それがLEJだ。
定価13,980円。
つまり、妥協の末にLEJを選んだということ。

写真

全体

後ろ

選んだのは一番太い570というモデル。
501を穿き込んだときに生じる、サイドシームの捻れを立体裁断で表現している。
太腿は太く、裾にかけて細くなるバギーテーパードシルエット。
生地はポリウレタン3%混の12.68OZと薄め。
もっと薄いんじゃないかという気もする。
ストレッチが効いていて、かなり伸びる。
ワンウォッシュで糊はついていない。
普段、ノンストレッチのレプリカ系を履いていると物足りなさを感じる生地感だ。

細部

ボタンフライ
ワンポケットで大きめ、アキュエイトステッチつき。
バックヨークはダーツ。
赤パッチ。
公式ではレザーと表記されているがラバーだと思われる。
赤タブにRのみ。
ビッグEの個体もあるらしい。
スラッシュポケットにリベットつき。
控えめなコインポケット。
特徴的な立体裁断。
裾はシングルステッチ。
耳は無い。
腰の後ろに吊す用の紐付き。
立体裁断に限らず、デニムは吊るすが吉。

コーデ

正面
後ろ
斜め

穿いてみるとそこまで太さを感じない。
もっとズドンとした太さが欲しかったのでインチアップしたかったが、既に弾がなくジャストサイズ。

まとめ

身長168cm
体重57kg
W28
L30

独特の雰囲気があって面白いデニムだと思う。
色落ちを楽しむようなデニムではないので、飽きて穿かなくなるというオチが待っていそうな、一抹の不安があるが…。
シルエットを生かし、ショートブルゾンにあわせて短ラン・ボンタンみたいなスタイリングがオーソドックスか。
足元は革靴からローテクスニーカー、ハイテクスニーカーまでなんでも合わせられそう。
しかし、どうにも生地の薄さとストレッチ具合が落ち着かない。
糊付けして穿き込もうか…。
多分あまり洗わず、洗うときは適当な洗剤を使って裏返しで洗い、乾燥機は使わない方針でいくと思う。