【15年弱は愛用できるハンティングジャケット】Johnson Woolen Mills(ジョンソンウーレンミルズ)について

2022年2月24日

ものすごく着るというわけではないが、地味に着るので中々手放すことができない服がある。
ぼくにとって、ジョンソンウーレンミルズのハンティングジャケットがそういう服だ。
10代の頃に、原宿のセレクトショップで働いていた友達から買った。
当時はとにかくタイトな服がトレンドだった。
その頃に買ったタイトな服はほとんど手放してしまったが、ジョンソンウーレンミルズのハンティングジャケットはそこまでタイトではないので生き残っている。
今着ているビッグシルエットな服もいつかトレンド的に着れなくなると思う。
トレンドは繰り返すが、次にビッグシルエットが流行る頃には今のビッグシルエットは野暮ったくなっているはずだ。
モディファイされた上でトレンドは反復される。

長く付き合える服には『ほどほどさ』が欠かせない。
ジョンソンウーレンミルズのハンティングジャケットは中々『ほどほど』な服だ。
あと、柄とか色味も気に入っている。
そして、何よりも15年弱の思い出が染みついている。


ジョンソンウーレンミルズとは?

ジョンソンウーレンミルズは1842年にアメリカ東部のバーモント州で創業した老舗メーカーだ。
2021年の今現在で、約180年もの歴史がある。
リーバイスの創業が1873年なので、リーバイスが生まれる30年も前に誕生していたことになる。
ちなみに1842年の日本はまだ江戸時代だ。
ジョンソンウーレンミルズは寒冷作業者向けのウール製品を中心としたワークウェアメーカーとしてスタートし、創業から180年が経った今でもそのスタンスは変わっていない。
品質維持のために拡大路線に走らず、極端な量産もせず質実剛健なモノづくりを続けている。

写真

全体

正面
後ろ

今となってはややタイトでコンパクトなつくりだが、当時はクラシック寄りなサイズ感だった。
中々緑色は日本人に馴染まないが、この緑色は落ち着いていてよく馴染む。
紺も使われていることも大きいかもしれない。

細部

小さめの襟
タブ
このハンティングジャケットは、チャオパニックのリプロダクションレーベルという企画だった
リプロダクションレーベルは、ミリタリーやワークのレプリカやリメイクをしていたラインだと思う
今はもう存在せず、記憶も曖昧だ…
胸ポケット
タバコを吸っていたときはよくタバコを入れていた
生地感は毛羽立ちがある
裏地はない
そしてそこまで生地が厚くないので、真冬はぶっちゃけ寒い
裾のピンクのパイピングがポイント
特徴的なバックポケット

コーデ

正面
斜め

アームは細め
後ろ
このバックポケットが良いアクセントになっている
スウェット:チャンピオン
デニム:ウエストオーバーオールズ 801S
シューズ:トリッペン
ウォッチ:タイメックス * ナイジェル・ケーボン
トリッペンのシューズも15年弱愛用している



ボタンを閉じると中々タイト

まとめ

身長:168cm
体重:57kg
サイズ:M(40)

長く着れる服は良い。
15年弱も着ていると、色々な思い出が服にも染み込む。
長く着ている服を着ると、自分の人生を通り過ぎていった人たちとの思い出も、昨日のことのように鮮明に思い出せる。
長く着れて、人生を一緒に歩めるような服が好きだ。
長く着れるほうがコスパいいし、これからも愛着があるモノを身に着けたい。