【エイジングも楽しめる定番ラガーシャツブランド】バーバリアンの魅力・洗濯による縮み・コーデについて(BARBARIAN)

2022年2月24日

「いつかは買おう」と思っていても、中々購入に至らないアイテムがある。
いつの時代も変わることがない、スタンダードアイテムに多い。
理由は単純で、シーズナルアイテムはその時を逃すと手に入らなくなるので、重い腰が上がりやすい。
スタンダードアイテムはなくなることがないので、いつでも購入できる。
結果、先延ばししがちだ。
今回は、「いつか買おう」アイテムのひとつ、バーバリアンのラガーシャツを手に入れた。

なぜバーバリアンなのか?

定番アイテムなのに流行ったことがない、そしてこれからも流行ることはなさそう。
バーバリアンの、そんな超微妙なポジションにずっと惹かれていた。
バーバリアンは、北米で1981年に創業したラガーシャツブランドの老舗だ。
高品質なラガーシャツを標榜しており、ヘビーウエイトな生地、頑丈な裁縫が特徴。
バーバリアンのラガーシャツは、90年代のアメカジブームに乗っかる形で定番アイテムになった。
定番アイテムではあるが、流行ったことがないという点がミソだ。
HipHOPクラスタが愛用したり、セレクトショップも割と積極的に提案しているが、それでもブレイクはしていない。
バンドでいったら、ザ・ピロウズみたいなポジションだ。
ずっとブレイク前夜。
ある程度歴史があって、バンド名もそこそこ知られていて、聴いたら分かる曲も数曲あるし、玄人筋からの評価も高い。
だけどブレイクはしていない。
「良いんだけどさぁ、あえてそれ選ぶんだ…」みたいな。
素直に真っすぐ ひねくれているぼくは、そんな王道でありながら微妙なポジションのアイテムが好きだ。
ちなみに、ザ・ピロウズは特別好きというわけではない。
そして、バーバリアンは、今のトレンドに乗っかっているアイテムではない。
レトロなテイストはトレンドだが、ここ最近は90年代を飛び越え70年代頃の、更にレトロなテイストがトレンドだ(と思う)。
フレアパンツのリバイバルが象徴的だ。
スポーツミックスも、ストリートミックスも、トレンドというより単なる定番だ。
まとめると、バーバリアンはトレンド感がなく、王道でいて人と被りにくい微妙なポジションのアイテムだ。
そういうアイテムはあまり多くない。
だからぼくはバーバリアンのラガーシャツを購入した。

洗濯による縮みについて

洗濯により、着丈、身幅共に1cm縮んだ。
着丈は2cm程縮むとのことなので、洗濯を繰り返すと着丈はもう少し縮むかもしれない。
バサッと着る類のアイテムなので、迷ったら1サイズ上を選んでおけば間違いない。
ぼくはジャストサイズを選んで、「ちょっと違うな…」となり一度返品した。

洗濯前
洗濯後

洗濯により縮んではいるが、劇的に縮むという印象はない。

写真

全体

詳細

襟は硬め。

ボタンはラバー仕様でブランドネーム入り。
激しいプレーによるボタンの損傷を防ぐために、ラバー素材を採用しているらしい。

スキッパーの根元にステッチ入り。

裏返すと、こんな感じであて布により補強されている。
激しいプレーにより、根元が裂けないように補強しているものと思われる。

右肩にブランドタグ。
ブランドタグを右肩につけるのは珍しい。
セントジェームスなどは左肩だ。

生地感はこんな感じ。
タフでちょっとやそっとじゃヘタらなさそう。
着込んで洗濯を繰り返すことにより、エイジングが楽しめそうだ。
このモデルはタウンユース仕様の8オンスで、12オンスモデルに比べて約30%軽量化されている。
8オンスでも中々ヘビーウエイトだ。
12オンスは相当ゴツそう。
というか、夏場は厳しそう。

コーデ

パンツ:リゾルト 710
ウォッチ:セイコープロスペックス
シューズ:アディダス スーパースター80S

まとめ

身長:168cm
体重:57kg
サイズ:M

この、レトロで いなたい感じが気に入っている。
そして、バーバリアンはかなりタフなアイテムなので、ぼくのモノ選びの軸にもマッチしている。
ただ、バーバリアンのラガーシャツといったら長袖だと思う。
そのうち、きっと長袖も手に入れるだろう。