【タウンユース ミリタリーバッグの決定版】ブリーフィングのトライポッドをレビュー(BRIEFING – TRIPOD)

2022年2月24日

気に入った物は何年も使う。
中でもバッグは、気に入ると毎回同じバッグを使う。
洋服と違い洗濯する必要がなかったり、靴と違って毎日使用しても特別痛むわけではないからだ。
つまりバッグ選びの条件は、毎回使っても飽きないことと、丈夫なことが欠かせない。
ブリーフィングのトライポッドは、ちょっとそこまでお出かけレベルで使用するバッグの最適解だ。
5年くらいヘビーに使用しているが、全く飽きず、全くヘタっていない。


ブリーフィングとは?

ブリーフィングは、1998年にメイド イン USAの日本企画ブランドとして誕生したバッグブランドだ。
ミル・スペックに準拠した、本物のミリタリズムをタウンユースに落とし込み、アーバン・ミリタリズム、あるいはタウン・ミリタリズムと呼べる唯一無二の存在感を放っている。
ブリーフィングが追求している真のミリタリズムとは、単なる雰囲気やイメージではない。
実際の戦場でも使用できるくらいタフであり、そして機能的であることを前提としている。
製造にも並々ならぬ拘りを持っており、ただ単にメイド イン USAなだけでなく、実際に米軍や警察などに軍用バッグを納品している、軍需バッグファクトリーで製造している。

写真

カラーはレンジャーグリーン。
この、ミリタリー然とした色がスタイリングのアクセントになる。
生地はブリーフィングらしい1050デニール バリスティックナイロン。
ブリーフィングのシンボルとなっている、ナイロンテープのウェビングはミリタリーバックによく見られる仕様だ。
ウェビングにスライドクリップを引っ掛け、バッグの機能を拡張することができる。
ぼくはウェビングを使用してバッグを拡張したことはないが、よくサングラスを引っ掛けている。
ウェビングの赤いステッチはレッドレーベルと呼ばれている。
スライドクリップを装着する際の視認性向上と、耐久性を補強する役割がある。

ショルダーベルトは、バッグのコンパクトなサイズ感に対してかなり太い。
この太さが背負ったときのフィット感を生んでいる。
そして、良いアクセントになる。
金具は反射を抑えた戦場仕様となっている。
光が反射すると見つかってしまうからだ。
こういうところがたまらない。

ガバっと開けられるので荷物の出し入れが楽。
ジップ付きポケットが二つと、キーホルダーを装着できるストラップ付。
このストラップがかなり便利。
鍵を落とすことがなくなるのと、中で鍵が動き回って革製品を傷つけることを避けられる。
容量は3.4lで、500mlペットボトルも入る。
財布、鍵、ポーチ、文庫本、スマホを入れてほぼパンパンという感じ。
タウンユースには持ってこいのサイズ感だ。

トップス:キャプテン サンシャイン
パンツ:リゾルト
シューズ:ヴァンズ
ウォッチ:セイコー * フリーマンズ スポーティングクラブ

まとめ

身長:168cm
体重:57kg
サイズ:FREE

気が付いたら、身の回りの小物がブリーフィングだらけになっていた。
パスケース、ペンケース、IDケースなどなど。
ブリーフィングには、それだけの魅力がある。
なぜならば、ディティールの隅々まで意味があり、無駄なデザインがなく洗練されているからだ。
ちなみに今、アタックバックパックのディープシーがとても欲しい…。
ブリーフィングが持つ雰囲気、機能性、タフネスは唯一無二だ。