【LVC 1966 501穿き込み・色落ち①:開始】LEVI’S VINTAGE CLOTHING 1966年モデル 501 – リーバイス ヴィンテージ クロージング
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子どもが産まれた。
新しいデニムの穿き込みを開始した。
子どもが20歳になったときに、「このデニムは君が産まれたときに穿き始めたんだよ」と言って、子どもに譲る…ということは全く考えていない。
なんとなく、新しいデニムを穿き始めるのにちょうどいいタイミングだと思ったので開始した。
今回選んだのは、リーバイス ビンテージ クロージング(以下LVC)の1966年モデルの501だ。
通称、ビッグE ダブルネームだ。
▼【まとめ】LVC 1966年モデル 501の穿き込み
目次
なぜLVC 501を選んだのか?
端的に言うと、改めてデニムのオリジンを穿きたいと思ったからLVCの501を選んだ。
正直、シルエットや色落ちだけで選ぶなら、もっと良い選択肢はあると思う。
ただ、「デニムは501しか穿かない」という人がいるように、デニム好きにとって、501は特別なデニムだ。
ぼくは10代の後半から20代の半ばにかけて、501のレギュラーを穿いていた。
セルビッチではない、普通のレギュラーだ。
思えばそれ以来、501を穿いていない。
当時より遥かににデニムが好きになった今、改めて501を穿いてみたくなった。
また、とあるセレクトショップの元店員さんに、デニムは501しか穿かない人がいた。
その人のスタイリングが、いつもとてもカッコよかったということも大きい。
〇〇は□□しか穿かない・着ないというスタンスの人が割と好きだ。
ぼくは自分のモノ選びの軸からブレない範囲で、どんどん新しいものを試したい派だが、そういう硬派なスタンスにも憧れる。
そんなこんなで、他にオアスロウの105や、リゾルト711、ウェアハウスLot900なども少し頭をよぎったが、割とすんなり新しいデニムはLVCにするとにした。
なぜ1966年モデルを選んだのか?
問題は、どのモデルを選ぶかだった。
501はあらゆるデニムのルーツみたいなデニムだが、実は誰にでも似合うモデルではない。
この辺は、ハルさんのブログに詳しく書かれているので、どういうことか気になる方はぜひ読んで欲しい。
ぼくも実体験から共感しかない。
501はガタイが小さい人、特に骨盤が小さい人にはどこか収まりが悪いデニムだ。
ぼくはガタイが小さいし、骨盤も小さい。
狙うべきモデルは、501にしては細身でテーパードが効いているモデル一択だった。
候補に挙がったのは2モデルだった。
一つ目が、1976年(通称66)モデル、そしてもう一つが実際に購入した1966年(通称ビッグEダブルネーム)だ。
残念ながら、現在LVCでは1976年モデルは生産されていないようだった。
と、いうことで消去法で1966年モデルを選んだ。
ちなみに、1976年モデルは既に穿き込んでいるリゾルト710の元ネタだ。
実際に手に取ってないので何とも言えないが、1976年モデルの方がタイト言われている。
※1966年モデルを66モデルと呼んでいるショップもありややこしいが、1976年モデルを66と呼び、1966年モデルをビッグE ダブルネームと呼ぶほうが一般的だと思うのでこちらに倣う。
この点については、AiiRO DENIM WORKSさんの記事が分かりやすい。
興味ある方はぜひ読んで欲しい。
写真
全体
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糊を落とし、表向きのままガス乾燥機に54分かけた状態。
糊落としは着たままお風呂パターン。
自分の身体に馴染む的な効果は一切感じないが、映画 さらば青春の光が好きなので、ついつい毎回やってしまう。
生地はカイハラ社製。
全体的に縦にムラがある。
生地の厚さはやや薄くめに感じるが、オンスは不明。
コーンミルズ時代は14.2オンスだったらしい。
リゾルト710が13.75オンスだが、体感ではリゾルト710より薄い。
洗濯回数の違いによるものか、細さによるものなのか…?
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リゾルト710と比べるとこんな感じ。
リゾルト710はウエスト28でレングス30、LVC 1966 501はウエスト30でレングス34だ。
リゾルトの方が大分細い。
細部
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501にしてはやや股上が浅く感じる。
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早くもボタンフライのアタリが出始めている。
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ブルガリア製。
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サイドシームのアタリはこれから。
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赤耳とチェーンステッチ。
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501にしては尻が小さく感じる。
アーキュエイトステッチはアーチが浅く、左右非対称なカモメ型。
ぼくはアーチが深く、左右対称な武骨なアーキュエイトステッチが好き。
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タブはビッグEだ。
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そしてダブルネーム。
正直、ぼくはデニム好きだがオタクではないので、この辺のディティールにはほぼ頓着がない。
ファッションアイテムとしてのデニム、そして経年変化が楽しめるということが好きなだけのデニムフリークだ。
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公式サイトに、毛焼き処理を行っているので毛羽がないと記載があるが、このくらいは毛羽立っている。
毛羽立ちがありすぎると、どうしても野暮ったい印象になる。
色落ちがどうなるかはさておき、ワンウォッシュの状態としてはこのくらいの方が好き。
コーデ
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体重:57kg
ウエスト:30
レングス:34
まとめ
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LVC 1966 501はちょうどいい。
ストレートシルエットでありながらややテーパードしていて、スッキリしているが細すぎない。
リゾルトの細さと丈の短さに慣れていると、とても新鮮に感じる。
もちろん、リゾルトの綺麗なシルエットも好きだが、綺麗すぎて合わせにくいときがある。
LVC 1966 501のシルエットは、綺麗すぎず、野暮ったすぎず、なかなか絶妙なセンをついている。
穿き込んで馴染んだときのシルエットも楽しみだ。
色落ちは、生地感的にクリーンに綺麗な色落ちをしていきそうな気がしている。
色落ちの方向性は考えていない。
洗いたくなったら洗う、テキトーな方針でいこうと思う。
デニムはもともとワークウェアだ。
デニムのオリジンである501系は、色落ちの方向性を考えて寄せていくより、ワークウェアらしく適当な扱いをしていくのが合っている気がする。
▼【まとめ】LVC 1966年モデル 501の穿き込み
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