【2021年の勝負Tシャツ】知る人ぞ知るTom Killion(トム キリオン)のグラフィックTの魅力

2022年2月24日

毎年春に1枚だけ勝負Tシャツを買う。
去年はインディアン ヒル ニッティング サービスのヘンリーネックT、一昨年はキャプテン サンシャインのウエストコーストT、一昨々年はブラームスのビックシルエットTだったと思う。
今年も勝負Tシャツを買った。
今年の勝負Tシャツはトム キリオンのグラフィックTにした。


トム キリオンとは?

トム キリオンは、カリフォルニアの豊かな自然をテーマに扱う、アメリカの木版画アーティストだ。
実際に、自身が旅をしながら歩いた登山道の風景をスケッチし、それを木版画に落とし込んでいる。
アーティストとしてのキャリアは長く、1970年代から活動している。
日本の伝統的な木版画や、ヨーロッパの手作業での印刷手法を用いた独自のプリントアートが特徴となっている。
トム キリオンは、葛飾北斎や歌川広重などの浮世絵から多大な影響を受けており、作品にはどこかオリエンタルな雰囲気が漂う。
トム キリオンの作品はパタゴニアやノース フェイスなど、カリフォルニア出身のアウトドアブランドにもよく採用されており、見たことがある人もいると思う。
自身のネームを冠したブランドは昨シーズンの2020年スタートだ。
試行錯誤を繰り返し、拘りの濃紺プリントで奥行きがある作品の世界観をTシャツに落とし込んでいる。
セレクトショップにて、取り扱いが拡大しているが、まだまだ知る人ぞ知るブランドだと思う。

写真

全体

後ろ

細部

グラフィックは有名なヨセミテフォール
写真だと伝わりにくいが、インクは黒というより濃紺
この濃紺の雰囲気がタマらない
程よい開きのネック
控えめなタブ
何気にメイドインジャパン
ボディはアメリカンコットン
ドライでざらっとした、アメリカンな生地感
ヘビーウエイトではないが、しっかりした厚みがある

コーデ


ゆったり目だがオーバーサイズではなく、普遍的なシルエット
着丈は若干長めなので、バサッと着るのが良い
斜め
後ろ
アウター:ユニクロ * エンジニアドガーメンツ
パンツ:ウエストオーバーオールズ 801S
シューズ:レッドウイング ミルワン
ウォッチ:カシオ データバンク
アウター着ると、中指をおっ立てている、いけないグラフィックに見えなくもない…
うら若き頃、ラッド ミュージシャンの中指スタンドカットソー着ていたのが懐かしい



まとめ

身長:168cm
体重:57kg
サイズ:M

グラフィックTは人と被るとどこか恥ずかしい。
特に、なんとなく選んだグラフィックTが人と被るとかなり恥ずかしい。
なので、グラフィックTを選ぶときは慎重に理由を考えるようにしている。
このトム キリオンのグラフィックTを選んだ理由は、アメリカを感じられるとか、アーティスティックだからとか色々ある。
色々あるが、一言で言うならば「一目惚れした」からだ。
トム キリオンのグラフィックTには御託を抜きにして、思わず引き込まれ、一度見たら忘れられない魅力がある。
もし、街で着ている人を見かけたら、恥ずかしがることなく握手をしたい。
このご時世なので、あくまでも心の中でだが。